巨大地震や台風などの災害時、命を守った後に直面するのが「食」の問題です。
救急現場で様々な過酷な状況を見てきましたが、自宅に帰れば一人のパパ。
いざという時、小学生の娘が「美味しくないから食べない!」と泣き出してしまうのが一番の不安要素でした。
そこで今回は、我が家で備蓄している定番の非常食を、娘と一緒にガチ審査してみました。忖度なしのリアルな感想をお届けします。
そもそも、備蓄はなぜ重要なのか?
備蓄は、災害発生時に自分や家族の命を守り、健康な生活を維持するために不可欠な準備です。
特に日本では地震や台風などの自然災害が多く、平時の生活が突如として絶たれるリスクが常にあります。
備蓄が重要とされる主な理由は、以下の通りです。
ライフラインや物流の停止への備え
大規模災害が発生すると、電気、ガス、水道といったライフラインが長期間停止する可能性があります。
また、道路の寸断や物流の混乱により、スーパーやコンビニから食品や日用品がすぐに消えてしまいます。
飲料水や食料、そして衛生環境を保つための簡易トイレなどの備蓄がなければ、被災後の数日間を乗り切ることが非常に困難になります。
公的支援が届くまでの「自助」の確保
災害直後は、自治体からの支援物資や救助活動が各家庭にすぐには行き届かないケースが少なくありません。
そのため、国や自治体は「最低3日分、可能であれば1週間分」の家庭内備蓄を推奨しています。
支援体制が整うまでの空白期間を自力で生き抜くための命綱となるのが備蓄です。
医療体制逼迫時の初期対応
大規模災害時にはケガ人や急病人が急増し、医療機関や救急体制が極度に逼迫します。
平時の救急救命の現場のように迅速に救急隊が到着できない事態が十分に想定されるため、各家庭でファーストエイドキット(包帯、消毒液など)や常備薬をしっかりと備蓄し、自分たちで応急処置や初期対応ができる状態を作っておくことは、命を繋ぐ上で極めて重要になります。
備蓄を特別なものと捉えるのではなく、普段消費しているレトルト食品、缶詰、水、日用品などを少し多めに買い置きし、使った分だけ新しく買い足す「ローリングストック」という方法が効果的です。
これにより、賞味期限切れを防ぎながら常に一定量の備えを保つことができます。
小学生の娘がガチ審査!おすすめ非常食3選
【主食】尾西食品 アルファ米(わかめごはん)
- 娘のツッコミ:「うーん、ちょっとパサパサするかも。でもワカメの味は美味しい!」
- 救命士パパの視点: お湯や水で作れる王道ですが、子供には少し水分が足りなく感じるようです。豚汁などの汁物と一緒に備蓄するか、お湯を少し多めに入れると食べやすくなります。
【パン】ボローニャ 缶詰パン(備蓄deボローニャ)
- 娘のツッコミ:「これ甘くてフワフワ!ケーキみたいでおかわりしたい!」
- 救命士パパの視点: 災害時の過酷なストレス下では、甘いものが心の栄養になります。調理不要で開けてすぐ食べられる点も、親としては非常に助かります。
【スープ】カゴメ 野菜たっぷりスープ
- 娘のツッコミ:「野菜スープ?えー…(一口食べて)あ、トマトの味で美味しい!」
- 救命士パパの視点: 避難生活ではビタミン不足で体調を崩すリスクが高まります。子供でも飲みやすい味付けになっているのはプロ目線でも高評価です。
まとめ:心の栄養になる備蓄を
災害はいつ起きるかわかりません。
いざという時、美味しい食事は家族の命と心をつなぎます。
ぜひ平時のうちに、ご家族で「味見」をしてお気に入りの備蓄を見つけてみてください。




